これからの設計と業務の効率化
2D CADは、手書き製図の手法をそのままパソコンで入力、作図していました。作図に関して、機械用など一般的なCADでは主に投影法、第三角法(正面図/平面図/側面図で構成される)が基本でした。これは、縦/横/奥行きという3軸のうち2軸を用いて、2次元上で立体を表現するためのもです。図面から全体像をイメージする際、閲覧者は頭の中で2次元から3次元へと変換しなければなイメージができなかったのです。2D CADで立体図を描くことも可能ですが、正確な形状の表現力には欠けていました。
これに対して3D CADは、パソコンを最大限に活かし3つの軸を用いた仮想空間に立体を描くという、デジタル時代ならではの設計手法といえます。誰でも直感的に形状を把握できるだけでなく、近年増加する曲線を多く採り入れたデザインなど、従来の2次元図面では困難とされていた立体表現にも適しています。より具体的なイメージとして捉えることで加工方法の検討時間が短縮できるようになりました。
当社は3D CADを用いた業務の効率化、より良い物をお客様に、ご提案すべく3D CADシステムを導入し2016年から稼働させる予定でおります。
2Dから3Dへの変換作業
2D cadで作成した図面寸法に従い3D CADで図面を作成していきます。このことにより製品を様々な角度の視点から検討することが可能となります。
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